低温精米機とはどんな精米機?
株式会社こばふぁーむでは、お米の精米に使用する精米機に、低温精米機を使用しており、一般的な精米機よりも低温で精米が行われるのが特徴です。
一般的な精米機は、高速回転する刃が種子をこすり合わせることで、種子を削り落として精米するため、高速運転による発熱が起こってしまいます。
しかし、低温精米機は、高速運転による発熱を抑えるため、種子を摩擦する部分に冷却装置を設けたり、精米槽内に空気を循環させたりすることで、低温で種子を精米することができます。
低温精米機を使用して精米した場合、高温で種子を精米したときと比べると、種子の栄養成分や風味をより多く残すことができます。
低温精米機で精米したお米は、白くてツヤがあり、炊き上がりもふっくらとした食感に仕上がります。さらに、低温精米機で精米されたお米は、一般的な精米機で精米されたお米よりも保存性が高く、おいしさが長く続くともいわれています。
このように、低温精米機で精米することで、お米の美味しさを最大限に発揮させながら、その状態を長く維持することができる優れものですが、低温精米機は従来の精米機よりも高価で、精米に必要な時間が長くなるため、一般的な精米方法とはならないのが難点です。